未来の可能性を共に考えるプログラム。2022年9月1日(木)より。
旭化成株式会社(本社所在地:東京都千代田区有楽町、代表取締役社長:工藤 幸四郎、以下「旭化成」)とパーソルイノベーション株式会社 eiicon company(所在地:東京都港区南青山、代表:中村 亜由子)が運営する日本最大級のオープンイノベーションプラットフォーム「AUBA(アウバ)」は、2022年9月1日(木)より、オープンなディスカッションで未来の可能性を共に考えるプログラム「Asahi Kasei Value Co-Creation Table」の始動、ならびに同日より“次世代のサステナブル”を共に切り開くディスカッション希望企業の募集を開始することを発表いたします。
旭化成は「Asahi Kasei Value Co-Creation Table」に研究開発部門が参画し、実証フィールドを提供することで共創を推進します。また、eiicon companyは本プログラムに関する企画・設計・運用から、PR戦略の構築、専用Webサイトの設置など、運営全般を強力にサポートしています。
旭化成 × AUBA「Asahi Kasei Value Co-Creation Table」
■旭化成 × AUBA「Asahi Kasei Value Co-Creation Table」について
□コンセプト
旭化成グループは1922年の創業以来、100年の歴史の中で、様々なパートナーと繋がりながら積極的に事業ポートフォリオを転換し、社会・環境の変化やニーズに対して、“昨日まで世界になかったもの”を提供してきました。
そして今、世の中はサステナブルな価値を求めています。
これからの社会が求める新たな社会価値とは何か?
旭化成は「次の100年に向けた明日の一歩」として何ができるか?
「Asahi Kasei Value Co-Creation Table」では、パートナー企業の皆様と、まずオープンにディスカッションすることで、共に考え、共に未来の可能性を見出していきたいと考えています。
「共創でこんな可能性が生まれるのでは?」
「こんな価値が生み出せるのでは?」
未来の可能性に向けて、様々なアイデアをお待ちしております。
□本プログラムの参加メリット
・旭化成の研究開発部門が参画
各研究開発部門がテーマを直接担当しているため、技術や課題に熟知した社員との共創検討が可能です。
・あらゆる可能性の芽から検討していく体制
「可能性探求」を狙いとしているため、具体的なプロダクトを生む手前からの議論が可能です。
・旭化成による実証フィールドの提供
研究所・工場・自然資産など実証実験フィールドを提供します。
■「Asahi Kasei Value Co-Creation Table」3つの募集テーマ
テーマ1: 日本には、広葉樹等の天然林や整備されていない人工林等、放置され活用が進んでいない森林がたくさんあります。旭化成では、未活用林からのCO?クレジットやバイオマス燃料木材の掘り起こしなど、森林資源を安定的に活用するサイクルをつくることで、森林整備及び企業の脱炭素促進が可能なアイデアやパートナーを募集します。 □ディスカッションしたいパートナー企業・林業の現場、課題、木材流通、最新技術動向等を把握している企業・自治体・森林保有管理者 □ディスカッションしたい共創アイデア例・森林活用のDX ― 森林のCO?クレジット創出をデジタル活用により効率化 □旭化成の持つアセット・自社バイオマス発電所を保有し、木材の利活用が可能 |
テーマ2: 旭化成では様々な物質を吸着し、また、吸音・遮音するセルロースを保有しています。これらは、特異的な機能を持つため、医療検査や騒音対策などの場面で活用が期待されています。これら場面での実用化を目指すとともに、高い機能性を活かし、新しい可能性をパートナーと共に見つけていきたいと考えています。 □ディスカッションしたいパートナー企業・セルロース防音材:モーターや自動車・家電・住宅などの部品部材を扱うメーカー(振動や反響を抑え、静かで快適な環境を実現したい業界) 01:セルロース防音材 □ディスカッションしたい共創アイデア例・電気自動車の車内騒音の軽減 □旭化成の持つアセット・音響シミュレーションによる吸音・遮音シミュレーションおよび設計が可能 02:セルロース多孔粒子 □ディスカッションしたい共創アイデア例・病院内の衛生環境改善 □旭化成の持つアセット・微生物、各種目的物質を吸着できるセルロース多孔粒子を保有 |
テーマ3: 旭化成では、超小型かつ低消費電力で駆動できる深紫外線レーザーダイオード光源を開発しています。これにより目には見えない有機物の測定や殺菌が可能になるなど人々の安心安全なくらしに大きく貢献できる可能性があります。世界的に新しいこの領域の可能性を、パートナーと共に広げていきたいと考えています。 □ディスカッションしたいパートナー企業・研究機関・医療:光学機器・医療機器・医薬品メーカーおよび大学などの研究機関 □ディスカッションしたい共創アイデア例・衛生状態の迅速な可視化 □旭化成の持つアセット・超小型かつ低消費電力で駆動できる深紫外線レーザーダイオード光源 |
□スケジュール
2022年9月1日(木)~2022年11月29日(火)ディスカッション面談の申込期間
第1期:2022年9月1日(木)~2022年9月30日(金)
第2期:2022年10月1日(土)~2022年10月31日(月)
第3期:2022年11月1日(火)~2022年11月29日(火)
※各申込期間終了後に面談を実施する企業の選定を行います。
各期の翌月中旬頃に選定結果をお伝えし、面談を実施する企業には別途御連絡いたします。
以降のプロセスは以下を予定しています。
● 面談
● 継続協議する企業の決定
● 共創に向けたディスカッション
□「Asahi Kasei Value Co-Creation Table」応募資格
・法人登記がされていること。企業規模は問わない。
・アイデアを保有していること。
■旭化成 × AUBA「Asahi Kasei Value Co-Creation Table」募集ページ
https://eiicon.net/about/asahi-kasei2022/
■旭化成 概要
社名:旭化成株式会社 ?https://www.asahi-kasei.com/jp/
本社所在地:〒100-0006 東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 日比谷三井タワー
代表取締役社長:工藤 幸四郎
創業:1922年5月25日
資本金:103,389百万円 従業員数(連結):46,751人(2022年3月31日時点)
事業内容: マテリアル領域(環境ソリューション事業、モビリティ&インダストリアル事業、ライフイノベーション事業)、住宅領域(住宅事業、建材事業)、ヘルスケア領域(医薬事業、医療事業、クリティカルケア事業)
■eiicon company 概要
eiicon companyは、「オープンイノベーション※」にチャレンジするすべての企業に対し、その取り組みを加速させる支援を実施しています。
1)「AUBA」: https://auba.eiicon.net/ 「価値ある出会いが未来を創る」をテーマに、オープンイノベーションのパートナーを探すことができる、ビジネスマッチングプラットフォーム。登録数25,000社。課題・事業成長に必要なリソースなど自社情報を登録、相互に発信し、企業の新たなつながりを実現します。
2)「TOMORUBA」: https://tomoruba.eiicon.net/ 事業を創るビジネスパーソンのための“事業を活性化するメディア”。全国各地あらゆる業界のスタートアップ・中小企業・大手企業から地方自治体・大学まで、資金調達・資金提供・共同研究などの様々な情報や事業を創るためのノウハウ情報などを配信しています。
3)「SHABERUBA」: 「AUBA」が提供する、会員専用コミュニティ。バーチャルコワーキングスペースで会員同士の会話や商談、各種イベント参加やコミュニティ支援実施まで、オフラインでの活動をオンライン上で実現しています。
4)「event」: ビジネスパートナー企業との出会いの場をリアルに創出します。
5)「Sourcing Support」: 専門コンサルタントがオープンイノベーションチャレンジを支援します。
以上5つの軸で、日本に新規事業創出手法「オープンイノベーション」を根付かせるサービスを提供しています。
社名:eiicon company (エイコンカンパニー) https://corp.eiicon.net/
本社所在地:〒107-0062 東京都港区南青山1-15-5
代表者:中村 亜由子
事業内容:オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」の運営、イベント企画・支援サービス、ソーシングサービスなど
電話番号:03-6670-3273(代表)
メールアドレス:info@eiicon.net
■eiicon company運営会社
社名:パーソルイノベーション株式会社
本社所在地:〒107-0062 東京都港区南青山1-15-5
代表者:代表取締役社長 長井 利仁
事業内容:新規事業創造・オープンイノベーション推進、グループ会社の経営計画・管理並びにそれに付帯する業務
※オープンイノベーション:
2003年(米)ヘンリー W. チェスブロウが提唱した、「企業内部と外部メディア・技術を組み合わせることで、革新的な新しい価値を創り出す」イノベーション方法論。社内の資源に頼るばかりでなく、社外との連携を積極的に取り入れるべきであるという主張の方法です。?
本件に関するお問い合わせ
パーソルイノベーション株式会社 広報室
TEL:03-6757-4259 | お問い合わせ