【神奈川県 × eiicon company「BAK NEW NORMAL PROJECT 2022」:公募結果のお知らせ】「大企業提示テーマ型」募集にて6プロジェクトを採択!

ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)が開発・実証支援金 最大900万円を支援!コロナ禍における課題の解決、ポストコロナを見据えた新たな事業連携プロジェクトの創出を目指します。

日本最大級のオープンイノベーションプラットフォームAUBA(アウバ)を運営するeiicon company(所在地:東京都港区南青山、代表:中村 亜由子)は、神奈川県が主催し、2022年6月10日(金)より公募を行った、コロナ禍により生じた課題の解決、ポストコロナを見据えた新たな事業創出を目指すインキュベーションプログラム「BAK NEW NORMAL PROJECT 2022」において募集を行った、パートナー6社の課題解決のためのプロジェクトを提案する「大企業提示テーマ型」について審査の結果、県が支援を行う6プロジェクトを採択したことを発表いたします。 eiicon companyは、神奈川県内企業とベンチャー企業間の事業連携プロジェクト創出を目指すオープンイノベーションプログラム「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK:バク)」の運用業務※を、昨年度に続き今年度も神奈川県より受託。本プロジェクトの企画・設計・運用からPR戦略までの運営全般を強力にサポートしております。 ※公募名称:令和4年度成長期ベンチャー交流拠点事業(事業提携促進業務)

神奈川県 x eiicon company「BAK NEW NORMAL PROJECT 2022」
大企業提示テーマ型・ベンチャー発自由提案型

https://bak.eiicon.net/newnormal

■BAK NEW NORMAL PROJECT 2022「大企業提示テーマ型」採択結果

大企業が示したコロナ禍で顕在化した課題に対し、自社の技術やサービスを活用して解決に繋げるプロジェクトを募集。計190件の応募の中から、書類選考・プレゼンテーションなど厳正なる審査の結果、6社のプロジェクトを採択いたしました。

江ノ島電鉄株式会社
https://www.enoden.co.jp/
募集テーマ:地域生活/観光の両立が求められる湘南・鎌倉エリアにおける賑わいや回遊の創出
採択社:どんぐりピット合同会社(愛知県豊田市)
採択プロジェクト名:
「地域と住民を繋ぐ『街のカタログ冷蔵庫』」
概要:どんぐりピットが開発した、地域の食品が気軽に出品・購入できる「カタログ冷蔵庫」を江ノ電江ノ島駅などの施設に設置し、地元住民やリピーター観光客に向けて、地元の農水産物や飲食店の商品を販売する実証を行う。これにより、食を通じた地元の魅力発見や地域内のつながりを生み出し、DXを通じた湘南・鎌倉エリアの更なる賑わいと回遊の創出を目指す。

小田急電鉄株式会社
https://www.odakyu.jp/
募集テーマ:沿線特性にあった「暮らす・遊ぶ」のアップデートを通じた沿線価値の最大化
採択社:株式会社CinemaLeap(東京都品川区)
採択プロジェクト名:
「観光体験をアップデートするXRを活用した『場』の魅力体感モデルの創出」
概要:CinemaLeapが有する、ストーリー性のあるXR(AR/VR)コンテンツ開発力を活用し、小田急電鉄が運営する「ロマンスカーミュージアム」において、歴代のロマンスカーでの旅を親子で楽しめるXR体験の実証を行う。これにより、小田急線沿線において場の魅力を発掘したうえで、デジタルにより価値をアップデートし観光客に対して魅力を発信していく、XRを活用した新しい魅力体感モデルの創出を目指す。

株式会社ツクイホールディングス
https://tsukui-hd.co.jp//l/milabo/
募集テーマ:アフター60の一人ひとりにあった自分らしい“生き方”を支援する仕組み構築
採択社:株式会社COOON(大阪府大阪市)
採択プロジェクト名:
「シニアの新たな憩いの場に。サードプレイスカフェプロジェクト」
概要:COOONが有する障がい者が活躍するコーヒースタンドの運営ノウハウを活かし、ツクイホールディングスが運営するシニア向けサービス研究所「ミライ想造ラボ」において、シニアとともに運営するコミュニティカフェの実証を行う。これにより、カフェを起点として娯楽や学習など様々なコンテンツを提供するシニアコミュニティを形成し、将来的にはオンラインも含めた、第三の居場所「サードプレイス」の実現を目指す。

株式会社テレビ神奈川(tvk)
https://www.tvk-yokohama.com/
募集テーマ:子育て家庭向けのプラットフォーム事業の促進
採択社:株式会社つむぱぱ社(東京都目黒区)
採択プロジェクト名:
「つむぱぱアニメを起点とした『かながわMIRAI』子育て家庭向けコミュニティの拡大と活性化」
概要:つむぱぱ社が有するInstagramの子育て世帯への訴求力を活用し、テレビ神奈川が行う子育て応援プロジェクト「かながわMIRAIプロジェクト」において、オンライン上での参加者との双方向型コミュニティを形成する実証を行う。これにより、「かながわMIRAIプロジェクト」と子育て家庭との繋がりを強化し、悩み解決に繋がる持続的な子育て支援コミュニティの構築を目指す。

Hamee株式会社
https://hamee.co.jp/
募集テーマ:PostコロナのEC事業者を支える顧客データプラットフォームの開発
採択社:株式会社Koeeru(鎌倉市) ※Koeeruの「u」は「u+¨」
採択プロジェクト名:
「顧客の声(VOC)を起点とした顧客データプラットフォーム『Koeeru for EC』の共同開発」
概要:Koeeruの有する「顧客の声」の収集から分析、活用に特化したデータソリューションと、Hameeの有するEC事業の経験や顧客との接点を掛け合わせ、顧客データを一元管理できる情報基盤を構築し、顧客行動を可視化・分析する実証を行う。これにより、Hamee内の顧客管理DXの実現及びEC事業向けデータプラットフォームを開発し、EC事業を行う県内中小企業への提供・普及を目指す。

株式会社マクニカ
https://www.macnica.co.jp/
募集テーマ:空気質・カメラを活用した空間状況の先端センシング技術の活用による”安心・快適・便利”な空間・体験の創出
採択社:ユカイ工学株式会社(東京都新宿区)
採択プロジェクト名:
「コロナ禍と共存する介護施設の入居者やスタッフの安心・便利を支えるBOCCO emo×マクニカセンサー」
概要:ユカイ工学の使い手に優しいインターフェースを搭載したロボットと、マクニカが有する空気質や画像の先端センシング技術を連携させ、介護施設において入居者やスタッフに施設内の状況を通知し、業務環境を改善する実証を行う。これにより、コミュニケーションロボットによる入居者やスタッフの安全・安心を提供するサービスの創出を目指す。

以上

□採択されたベンチャー企業に対する県の支援内容
・開発・実証支援金(大企業提示テーマ型):最大900万円(税込)

・コンサルタントとの定期的な打合せによるプロジェクトの進捗管理、メンタリング
・プロジェクト実現に向けた連携企業の探索・獲得
・実証に向けたフィールド確保・関係機関との調整
・県によるモニター募集や広報活動、プレスリリース
その他必要な支援があれば事務局と調整の上、行います。

■今後の展開

各プロジェクトの実現に向けて、コンサルタントによる助言・調整、連携企業や資金調達先の獲得、実証に向けたフィールドの確保・関係機関との調整、モニター募集やプロモーション活動などを支援。2023年2月末~3月頃に実施予定の「BAK DAY」(DEMODAY)にて成果発表を行い、新たな事業連携創出を目指してまいります。

■「BAK NEW NORMAL PROJECT 2022」

https://bak.eiicon.net/newnormal/

□参考
同時期に実施の「BAK NEW NORMAL PROJECT 2022」大企業提示テーマ型 採択結果(2022年9月27日プレスリリース)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000339.000037194.html

■「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」について

https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/cnt/f537611/bak01.html
神奈川県では、県内に拠点を持つパートナー企業と質の高いベンチャー企業による事業連携プロジェクトの創出と、オープンイノベーションに向けたコミュニティ形成を目的として、パートナー企業・ベンチャー企業・研究機関・支援機関等に参画いただく協議会「BAK」を主催しています(参加企業501社:2022年9月時点)。
BAKでは、企業が抱える課題や実現したいテーマに基づき、パートナー企業等とベンチャー企業のマッチングを行い、事業化に向けた支援を行っています。
なお、昨年「BAK NEW NORMAL PROJECT 2021」では、各社の募集テーマに対し、合計157件の応募から、8件のアイデアを採択。現在引き続き、各採択案件ごとにインキュベーション、実証実験に取り組んでいます。

□参考
・オープンイノベーションプログラム“ビジネス・アクセラレーター・かながわ(BAK)”(神奈川県HP):
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/cnt/f537611/bak01.html
・2022年度の活動(同上):
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/cnt/f537611/bak01.html#bak2022
※昨年度事業で採択されたプロジェクトについては以下参照ください。
https://www.pref.kanagawa.jp/docs/sr4/bak/2021/newnormal.html

■eiicon company 概要

eiicon companyは、「オープンイノベーション※」にチャレンジするすべての企業に対し、その取り組みを加速させる支援を実施しています。
1)「AUBA」:  https://auba.eiicon.net/ 「価値ある出会いが未来を創る」をテーマに、オープンイノベーションのパートナーを探すことができる、ビジネスマッチングプラットフォーム。登録数25,000社。課題・事業成長に必要なリソースなど自社情報を登録、相互に発信し、企業の新たなつながりを実現します。
2)「TOMORUBA」: https://tomoruba.eiicon.net/ 事業を創るビジネスパーソンのための“事業を活性化するメディア”。全国各地あらゆる業界のスタートアップ・中小企業・大手企業から地方自治体・大学まで、資金調達・資金提供・共同研究などの様々な情報や事業を創るためのノウハウ情報などを配信しています。
3)「SHABERUBA」: 「AUBA」が提供する、会員専用コミュニティ。バーチャルコワーキングスペースで会員同士の会話や商談、各種イベント参加やコミュニティ支援実施まで、オフラインでの活動をオンライン上で実現しています。
4)「event」: ビジネスパートナー企業との出会いの場をリアルに創出します。
5)「Sourcing Support」: 専門コンサルタントがオープンイノベーションチャレンジを支援します。
以上5つの軸で、日本に新規事業創出手法「オープンイノベーション」を根付かせるサービスを提供しています。
名 称:eiicon company (エイコンカンパニー) https://corp.eiicon.net/
代 表:中村 亜由子
所 在 地:〒107-0062 東京都港区南青山1-15-5
事業内容:オープンイノベーションプラットフォーム「AUBA」の運営、イベント企画・支援サービス、ソーシングサービスなど
電話番号:03-6670-3273(代表)
メールアドレス:info@eiicon.net

■eiicon company運営会社

社名:パーソルイノベーション株式会社
本社所在地:〒107-0062 東京都港区南青山1-15-5
資本金:5,500万円
代表者:代表取締役社長 長井 利仁
事業内容:新規事業創造・オープンイノベーション推進、グループ会社の経営計画・管理並びにそれに付帯する業務

※オープンイノベーション:
2003年(米)ヘンリー W. チェスブロウが提唱した、「企業内部と外部メディア・技術を組み合わせることで、革新的な新しい価値を創り出す」イノベーション方法論。社内の資源に頼るばかりでなく、社外との連携を積極的に取り入れるべきであるという主張の方法です。
※掲載の情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更される場合がありますので、あらかじめご了承ください。

 

本件に関するお問い合わせ

パーソルイノベーション株式会社 広報室 TEL:03-6757-4259 | お問い合わせ