ミイダス株式会社

MIIDAS CO., LTD.

代表が語る、ミイダスへの想い

後藤 喜悦(ごとう きえつ)
ミイダス株式会社 代表取締役社長

Q1.
本事業の立ち上げの背景を教えてください

立ち上げの背景

自身の転職経験や実際にこの事業に携わる中で、転職してみたいけどできない人が多いと感じていました。一つは転職できるか分からないこと、二つめは仮に転職できたとしてその後の不安。これではいい転職が増えないと思ったものの、それを解決するサービスが無いと感じたので、自身で解決しようということでミイダスを立ち上げました。大事にするプロダクトのコンセプトをリーンに検証してみた結果、兆しを感じて、これはイケる!と確信しました。最初は企業、個人も特にターゲットを定めることなく、色々なアプローチを試してみました。その中で、特に地方の中小企業での手応えが大きく(想定外!)、ビジネスの可能性を感じたので、事業モデル構築のためにプロダクトの提供価値の磨きこみや売る仕組みの試行錯誤をひたすら繰り返して、現在に至ります。

ミイダスとは

独自のアセスメントを用いて活躍できる職場と転職者をマッチングしています。個人の方からすると、「応募してみないと分からない」「入社してみないと分からない」を少しでも解消し、なめらかな転職活動や入社後活躍を支援しています。また、企業にとってはシンプルな価格体系で活躍可能性が高い人材に直接アプローチすることができ、44万社(2024年10月現在)が利用いただいており、これまでになかった新しい出会いを生み出していると自負しています。

今後の展望

個人と企業が直接的につながることに加えて、ミイダスが敢えて間に入ることにより、それぞれが見過ごしていた機会を紡ぐことができることも分かってきています。また、地方の中小企業の魅力を表出化する取り組みとして「はたらく人ファーストアワード」を共催したり、採用領域に留まらない経営支援を行うことではたらく場としての魅力度向上に努めていきます。

はたらく人ファーストアワードに関して
https://corp.miidas.jp/landing/hatarakuhito_first_award/2024

Q2.
会社の強みを教えてください

プロダクトファースト

ミイダスの根幹を成すのは、「プロダクトファースト」という揺るぎない思想です。私たちは、ユーザーのニーズに応えるだけでなく、プロダクトを通じて新しい価値を創造することを目指しています。開発、セールス、サイエンス、マーケティング、すべての部門がプロダクトの成功のために一体となり、CEO自らがCPO(Chief Product Officer)としてプロダクト開発をリードしています。そのプロダクトを通じて得られるデータがユニークなビジネスモデルにつながると考えており、単なるマネタイズのみならず、どのような貴重なデータが得られるかも重要な意思決定ファクターになっています。

中小企業×経営支援プラットフォーム

これまでの事業検証の結果、ミイダスは主に地方の中小企業様を中心にビジネスを展開しています。既存のHRサービスが十分でなかった市場に価値を提供できている手応えを感じています。情報精度の高い転職サービスに加えて、「ミスマッチ低減」「効率的な人材育成」「エンゲージメント向上」「採用力向上」など付加価値もブレンドすることで、よりお客様の期待に応えていきたいと思いますし、この組み合わせをどんどん生み出していきたいです。

実行力 - 独自の価値提供を可能にする組織力

ミイダスにはいくつかの重要な組織ケイパビリティがあります。
1つ目は「サイエンス」。人の科学(人間科学、心理学、行動経済学、脳科学など)とデータの科学(生成AI、機械学習など)を融合させ、新たな知見を生む。サイエンスがあるから、アセスメントの開発ができたり、AIを使った効率的なマッチングができる。今後も、ミイダスで得られる貴重な、競争優位性のあるデータを活用した独自の価値提供を狙います。
2つ目は「技術力」。これまでいろいろな検証をしては、Pivotをしてきました。新し機能を次から次へと生み出し、スピーディに磨いてきましたが、自社で100人規模のエンジニアがいることでそれが可能となりました。
3つ目は、「インサイドセールス」。営業の型や営業支援ツール、CRMの仕組みなど、紆余曲折を経ながら、インサイドセールスで売れる体制を構築してきました。この規模で、ここまで売れる体制というのはなかなか構築しきれないのではないかと思います。
4つ目は、「マーケティング」。日本でも有数のマーケターに参画してもらっており、グループにとってアンファミリアな領域でビジネス展開をする際に極めて重要な力となっています。

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